2025年10月14日

(渋谷おおの歯科・矯正歯科 公式ブログ)
美容皮膚科で肌を整え、歯科で歯を整える――。
どちらも「美しさ」を追求する医療ですが、実は最近、この2つの境界線がどんどんなくなっています。
美容クリニックで唇のヒアルロン酸注入を受けた方が「歯の形が気になる」と感じたり、
ホワイトニングやセラミック治療をきっかけに「唇も整えたい」と思う方が増えているんです。
つまり今、美容皮膚科と歯科は“別物”ではなく、“同じゴール”を目指している時代に入っています。
では、口元をキレイに整えたいとき、どちらを選ぶべきなのでしょうか?
今日はその答えを、歯科の視点からわかりやすくお話しします。
「口元の印象」は“歯”と“唇”のバランスで決まる
まず知ってほしいのは、口元の印象をつくっているのは歯だけでも唇だけでもないということ。
歯の色・形・並び方と、唇の厚み・動き・肌の質感――そのバランスで「若々しさ」や「美しさ」が決まります。
美容皮膚科ではヒアルロン酸注入やリップピーリングで唇のハリを出したり、
口まわりの小ジワを改善する施術を行います。
一方で歯科では、ホワイトニング・セラミック治療・矯正治療を通して
歯のトーンや形、スマイルラインを整えます。
どちらか一方だけを整えても、もう一方が合っていなければ違和感が出てしまう。
たとえば唇をふっくらさせても、歯が黄ばんでいたら清潔感が損なわれてしまうし、
歯を白くしても、唇が乾燥していると笑顔全体の印象がぼやけてしまうのです。
歯科でできる「美容皮膚科的ケア」
実は、歯科の領域でも美容的なアプローチがかなり進化しています。
渋谷おおの歯科・矯正歯科では、単に歯を治すだけでなく、
**“美容医療の一部としての口元ケア”**を提供しています。
たとえばセラミック治療で歯の形や角度を整えると、
唇のラインまで自然に引き上がることがあります。
これを「スマイルライン補正」と呼びます。
また、ホワイトニングを行うことで唇の色が明るく見え、
肌のトーンまで上がったような印象を与えます。
つまり歯科での治療は、
メスや注射を使わずに“ナチュラルに顔の印象を変える”ことができるんです。
歯を動かす矯正治療にしても、口角が自然に上がり、
「口元が若返った」と言われることも珍しくありません。
美容皮膚科と歯科の使い分け
美容皮膚科は「皮膚・筋肉・脂肪」にアプローチする専門です。
一方、歯科は「骨格・歯列・かみ合わせ」を整える専門。
つまり、**美容皮膚科が“外側を整える”のに対し、歯科は“内側の骨格を支える”**役割を担っています。
たとえば、ほうれい線の原因を考えてみましょう。
多くの方は「年齢によるたるみ」だと思いがちですが、
実は歯のすり減りや噛み合わせの低下によって
口元の高さが下がることが原因の場合もあります。
この場合、ヒアルロン酸を入れても根本的な改善にはなりません。
逆に、歯科で咬合(こうごう)を調整したり、
セラミックで噛み合わせを戻すことで、自然にほうれい線が目立たなくなることもあるんです。
歯科で“美容の土台”を整える
どんなに肌がキレイでも、歯がくすんでいたり、歯並びが乱れていると、
「清潔感」や「若々しさ」は半減してしまいます。
美容の最前線では、いまや**「歯=美容のベース」**と考えられています。
実際、美容皮膚科に通っている方の多くが、
「次は歯をキレイにしようかな」と思う瞬間があります。
ホワイトニングをすると肌がトーンアップして見えるのも、
光の反射バランスが整うから。
つまり、歯を整えることは“肌映え”にも直結するのです。
美容皮膚科と歯科、どちらも大切。でも最初の一歩は「歯」から。
美容皮膚科の施術は表情や質感を変える即効性があります。
一方、歯科のセラミックやホワイトニングは、
その美しさを長くキープする“土台づくり”です。
まずは歯を整えて清潔感のある口元をつくることで、
その後のヒアルロン酸やスキンケア施術の効果もより引き立ちます。
渋谷おおの歯科・矯正歯科では、
「美容皮膚科と並行して通える歯科」をコンセプトに、
午後の静かな時間帯(14〜18時)にゆったりとした美容カウンセリングを行っています。
あなたの“美しさのバランス”を整える場所として、
ぜひ一度、歯科での美容的アプローチを体験してみてください。
ご予約はLINEまたはWebから
渋谷おおの歯科・矯正歯科(渋谷駅東口徒歩2分)
