抜歯矯正で老けるって本当?顔が変わると言われる理由を歯科医師が本気で解説|渋谷駅C2出口徒歩1分の歯科・歯医者│渋谷おおの歯科・矯正歯科

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抜歯矯正で老けるって本当?顔が変わると言われる理由を歯科医師が本気で解説

抜歯矯正で老けるって本当?顔が変わると言われる理由を歯科医師が本気で解説|渋谷駅C2出口徒歩1分の歯科・歯医者│渋谷おおの歯科・矯正歯科

2026年2月25日

抜歯矯正で老けるって本当?顔が変わると言われる理由を歯科医師が本気で解説

「抜歯矯正をすると老けるらしい」

「頬がこけるって本当?」

「ほうれい線が深くなるって聞いた」

渋谷エリアで矯正相談を受けていると、ここ数年でこの質問は明らかに増えています。特に20代後半以降、そして30代・40代の方は“若返りたいのに老けるのは嫌だ”という強い不安を持っています。

まず最初にお伝えしたいのは、抜歯矯正=老化ではありません。

しかし、設計次第では「老けた印象になる可能性」はあります。

この違いを理解していないと、

SNSの極端な体験談に振り回されます。

なぜ「老ける」と言われるのか

抜歯矯正の多くは、前から4番目の小臼歯を抜き、そのスペースを使って前歯を後方移動させます。

前歯が下がる

唇が下がる

口元の立体感が減る

顔の中央のボリュームが減る

平面的に見える

これが“老けた印象”の正体です。

骨が減るわけではありません。

支持構造の位置が変わるのです。

老け顔の正体は「ボリュームロス」

美容医療の世界では、老化の本質は“下垂”よりも“ボリュームロス”だと言われます。

・頬の脂肪が減る

・口元が痩せる

・唇が薄くなる

これらが重なると老けます。

抜歯矯正で過度に前歯を下げると、口元の張りが減少します。

特に上唇の支持が弱くなると、ほうれい線が強調されやすくなります。

老けやすい人の特徴

全員が老けるわけではありません。

老けやすいのは次のタイプです。

・もともと口元が出ていない

・横顔がフラット気味

・痩せ型

・30代後半以降

・頬脂肪が少ない

逆に、口ゴボ傾向が強い方は、抜歯で改善し若返ることも多いです。

骨格タイプで全く変わる

ここが非常に重要です。

骨格Ⅰ級(標準)

骨格Ⅱ級(上顎前突)

骨格Ⅲ級(受け口傾向)

この分類で設計は変わります。

Ⅱ級タイプで突出が強い場合、抜歯矯正はむしろバランス改善につながります。

Ⅰ級で突出が軽度なのに強く下げると、平坦顔になります。

Ⅲ級で無理に下げると、さらに老けます。

つまり、「抜歯が悪い」のではなく、「骨格無視が危険」なのです。

何ミリ下がると印象は変わるのか

一般的に、前歯1mm後退で唇は約0.6〜0.8mm後退します。

3mm歯を下げれば、唇は約2mm動きます。

横顔では2mmは大きいです。

Eラインとの距離が一気に変わります。

5mm以上下げると、印象は劇的に変わります。

問題は「全部閉じる設計」にあります。

スペースがあるから全部下げる、という設計は危険です。

年齢による影響

20代前半では皮膚の弾力が強いため目立ちにくいです。

しかし30代後半以降では、皮膚のコラーゲン量が減少しています。

同じ2mmでも、印象変化は強く出ます。

40代以降で抜歯矯正をする場合は、

「将来のボリュームロス」まで考慮する必要があります。

痩せると老けるのと同じ理屈

極端なダイエットで老けて見えるのと構造は似ています。

顔の中央のボリュームが減ると、影が強調されます。

抜歯矯正でも同じことが起きる可能性があります。

では抜歯は避けるべき?

そう単純ではありません。

重度叢生や強い突出では、非抜歯は逆に口元を前に出します。

その結果、

・口が閉じにくい

・顎に梅干しジワ

・横顔が悪化

といった問題が出ます。

本当に怖いのは「過剰後退」

抜歯そのものより、

過剰に下げることが問題です。

経験の浅い設計では、

スペースをすべて閉じる方向に動かしがちです。

しかし、あえて少し前歯を立てる設計にすることで、支持を残せます。

ここが腕の差です。

まとめ(前半)

抜歯矯正で老けるかどうかは、

・骨格

・年齢

・下げる量

・設計思想

で決まります。

抜歯=老化ではありません。

しかし設計次第で老け顔になる可能性はあります。

抜歯本数で顔はどう変わる?

一般的な矯正では、上下左右4本抜歯が多いです。

しかし症例によっては、

・上のみ2本

・非対称抜歯

・下のみ抜歯

といった設計もあります。

上下4本抜歯

前歯を大きく後退させる設計が可能です。

突出が強い場合は劇的に整います。

ただし、軽度症例で行うと過剰後退のリスクがあります。

上のみ2本抜歯

上顎突出が強い場合に行います。

口元は下がりますが、下顎支持は残るため、老け感は出にくいケースもあります。

非対称抜歯

噛み合わせ補正のために行うことがあります。

顔貌変化は限定的ですが、設計を誤ると左右差が強調されます。

重要なのは本数ではなく「移動量」です。

実際に後悔するケースの共通点

臨床で見る限り、後悔する方には共通点があります。

・事前に横顔シミュレーションをしていない

・どれくらい下がるか数値で説明を受けていない

・「とりあえず抜けば綺麗になる」と言われた

・セファロ分析の説明がなかった

矯正は歯並び治療であると同時に、顔貌設計です。

説明が曖昧なまま始めると後悔の可能性が上がります。

再矯正はできるのか?

理論上は可能です。

しかし、

・歯根吸収リスク

・治療期間延長

・費用増加

など負担は大きいです。

一度抜いた歯は戻りません。

だからこそ初回設計が重要です。

ヒアルロン酸で補える?

口元のボリューム減少はヒアルロン酸で一時的に補えます。

しかし、歯の位置による支持構造の変化を完全に戻すことはできません。

また、長期的には繰り返し注入が必要になります。

根本は歯の位置です。

年齢別の考え方

20代前半

→ 将来のボリュームロスを考慮した設計が必要

30代

→ 下げすぎない設計が重要

40代以降

→ 抜歯の是非をより慎重に検討

特に40代以降では、非抜歯+IPRや軽度移動を優先するケースも増えています。

「抜歯しない」リスクもある

抜歯が怖いからといって、無理な非抜歯を選ぶと、

・前歯がさらに前方傾斜

・口元突出悪化

・ブラックトライアングル増加

といった問題が出ます。

どちらにもリスクがあることを理解する必要があります。

渋谷で矯正医院を選ぶときのポイント

矯正相談で確認すべきことは明確です。

・セファロ分析を行っているか

・口元後退量を数値で説明するか

・横顔シミュレーションを見せるか

・抜歯以外の選択肢を提示するか

「渋谷 矯正」「渋谷 歯科」で探す際も、

価格だけで決めるのは危険です。

顔貌設計ができるかどうかが最重要です。

よくある質問

抜歯矯正で必ずほうれい線は深くなりますか?

必ずではありません。過剰後退で起こる可能性があります。

頬がこけるのは脂肪が減るからですか?

脂肪減少ではなく支持位置変化が原因です。

マウスピース矯正でも同じですか?

抜歯を伴えば同様の可能性があります。

途中でやめられますか?

スペースが残るため、途中中断は難しいです。

老けないためには何mmまで?

骨格により異なります。数値設計が重要です。

最終まとめ

抜歯矯正は悪ではありません。

しかし、

・骨格無視

・過剰後退

・説明不足

これが揃うと老けた印象になる可能性があります。

大切なのは、

「どれだけ下げるか」ではなく

「どこまでなら自然か」

この設計です。

矯正は歯並び治療ではなく、顔のバランス治療でもあります。

慎重に判断すれば、

抜歯矯正はむしろ横顔を整える有効な選択肢になります。

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