渋谷で歯科医が解説！矯正・インプラント治療中にオススメの歯磨き粉6選とケアのポイント

2025年9月30日

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渋谷で歯科医が解説！矯正・インプラント治療中にオススメの歯磨き粉6選とケアのポイント

はじめに：矯正・インプラント治療中の歯磨き粉選びで迷っていませんか？

渋谷エリアでワイヤー矯正やマウスピース矯正、さらにインプラント治療を受けている方から、よくいただく質問があります。
「治療中や治療後にどの歯磨き粉を使えば、むし歯や歯周病、後戻りのリスクを減らせますか？」
矯正治療中は装置の影響で磨き残しが増えやすく、インプラント治療後は歯周組織の健康維持が非常に重要です。正しい歯磨き粉選びは、治療の成功と長期的な口腔健康の維持に直結します。
この記事では、渋谷おおの歯科・矯正歯科の院長・大野正明が歯科医の立場から、矯正中・インプラント治療後にオススメの歯磨き粉6選と正しいケア方法を詳しく解説します。

矯正・インプラント治療中の口腔トラブルと歯磨き粉の役割

矯正治療中のリスク

• ワイヤー矯正：ブラケットやワイヤー周囲にプラークが溜まりやすく、むし歯や歯肉炎のリスクが上昇
• マウスピース矯正：装着時間が長いため、唾液の自浄作用が低下し、着色や口臭が気になることも
特に矯正後の後戻り防止には、歯と歯ぐきの健康維持が欠かせません。

インプラント治療後のリスク

インプラントは天然歯と異なり、周囲組織が炎症に弱い特性があります。
• インプラント周囲炎を防ぐには徹底したプラークコントロールが不可欠
• 殺菌作用のある歯磨き粉や低研磨性の製品が推奨されます

渋谷の歯科医が選ぶ！オススメの歯磨き粉6選

矯正中・インプラント治療後の口腔ケアに適した6種類を、特徴・メリットとともにご紹介します。

クリニカアドバンテージ（ライオン）

• 特徴：高濃度フッ素1450ppm配合でむし歯予防に最適
• 矯正患者向け：ブラケット周囲の脱灰リスクを軽減
• インプラント患者向け：低発泡・低刺激で長時間ブラッシング可能

システマEXハミガキ（ライオン）

• 特徴：IPMP（イソプロピルメチルフェノール）配合で歯周病菌を殺菌
• 矯正患者向け：歯肉炎・口臭予防に有効
• インプラント患者向け：インプラント周囲炎リスクを低減

Check-Up standard（ライオン）

• 特徴：低研磨性・低発泡で装置やインプラント表面に優しい
• 矯正患者向け：ホワイトスポット予防に最適
• インプラント患者向け：長期的なインプラントメンテナンスに

ルシェロホワイト（ジーシー）

• 特徴：弱アルカリ性でステインを浮かせ、低研磨で着色を除去
• 矯正患者向け：装置周りのホワイトニングケアに最適
• インプラント患者向け：表面の着色予防にも安全に使用可能

リナメル（サンギ）

• 特徴：ナノ粒子ハイドロキシアパタイトでエナメル質を修復
• 矯正患者向け：ホワイトスポットや初期むし歯の再石灰化に有効
• インプラント患者向け：天然歯とインプラント両方の美しさ維持に

コンクールジェルコートF（ウエルテック）

• 特徴：フッ素＋塩酸クロルヘキシジン配合で高い殺菌効果
• 矯正患者向け：ジェルタイプでブラケット周囲に塗布しやすい
• インプラント患者向け：インプラント周囲炎の予防に推奨

矯正・インプラント治療中の歯磨き粉活用法

ワイヤー矯正中のポイント

• 高濃度フッ素配合歯磨き粉でブラケット周囲のむし歯を防ぐ
• 歯間ブラシ・フロスの併用で清掃性を向上

マウスピース矯正中のポイント

• アライナーを外すたびに歯磨き必須
• ホワイトニング効果のある歯磨き粉で着色を防止

インプラント治療後のポイント

• 殺菌作用・低刺激性の歯磨き粉を選ぶ
• 定期的な歯科メンテナンスと組み合わせて長期安定を実現

大野院長より

矯正治療中もインプラント治療後も、歯と歯ぐきの健康管理が後戻り防止や長期安定の鍵です。
歯磨き粉の選び方で治療結果が変わることもあるため、正しい製品選びと使用法が重要です。

よくある質問（Q&A）

Q1. 矯正中とインプラント治療後で歯磨き粉を分けた方がいいですか？
A. 同じ製品で対応可能ですが、炎症予防を重視するならシステマEXやコンクールジェルコートFが推奨されます。
Q2. ホワイトニング効果のある歯磨き粉は矯正装置に影響しますか？
A. 低研磨タイプであれば問題ありません。ルシェロホワイトなどが推奨されます。
Q3. インプラント周囲炎は歯磨き粉で防げますか？
A. 歯磨き粉は補助的な役割です。正しいブラッシングと定期的な歯科検診が必須です。