口臭治療とは

口臭は歯科治療で改善できる可能性があります。なぜなら「口の中のトラブル」が口臭の原因の一つであるためです。
口臭は、口の中の汚れやむし歯、歯周病などによって引き起こされるため、口臭にお悩みの方は一度歯科医で診てもらうことをおすすめします。
当院は「きれいな口元をつくり、患者さまの人生を光り輝かせたい」がポリシーです。気になる口臭を数値化し原因を特定したうえで取り除き、自信が持てる口元を目指します。

こんなお悩みありませんか？

• 口臭を指摘された
• 口が臭い気がする
• 人と話すとき、気になって口元を手で覆ってしまう
• 人と距離を詰められない
• 口臭が気になるけど、どこに相談すればいいかわからない

口臭にお悩みのある方、ぜひ当院にご相談ください。

口臭の原因

日本歯科医師会が実施した調査では「8割が口臭を気にするものの、歯科医院に行くのは1割未満」と明らかになりました。実は、口臭は口の中や全身の状態を教えてくれるサインです。口臭の原因と対策を知っておくことが大切です。

口の中の汚れ

舌の表面の白い汚れ（舌苔・ぜったい）や歯垢（しこう）がたまることで、口臭を引き起こします。
舌苔とは、舌表面に細菌が付着し、食べ物のカスや粘膜からはがれ落ちた細胞などをエサに増殖して作られた細菌の塊のことです。舌苔も歯垢もたまると、口の中の細菌が増えてしまうため臭いの原因となります。予防するためには、歯磨きと舌苔ケアが不可欠です。舌表面はデリケートなため、柔らかい歯ブラシや専用の舌ブラシで優しくブラッシングすると舌苔を防げます。

歯周病やむし歯

歯周病やむし歯による炎症や膿などが口臭の発生源となります。
また、歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなることで、細菌がたまりやすくなり特有の臭いを出します。毎日の歯磨きや歯間ケア、定期的な歯科医院でのケアで、歯周病やむし歯を予防することが重要です。

唾液の減少

ストレスや年齢、口呼吸、ホルモンの影響などによって唾液が減ることで、口の中の自浄作用が弱まり、口臭が強くなることがあります。
特に、子どもや女性の口臭はホルモンバランスが大きく関係しているのです。ガムを噛んだり、こまめに水分補給をしたりして唾液量を増やすことで口臭を防げます。

口以外の体の病気

口のトラブル以外の原因で口臭が起こることもあります。
たとえば、副鼻腔炎や糖尿病をはじめ、腎臓病や肝臓病、肝がんなどがあります。規則正しい生活と栄養バランスの良い食事で体調を整えることが大切です。
また、定期的な健康診断で健康の維持、持病がある方はしっかり治療を受けることが重要です。

食べ物や嗜好品

日々の食事や嗜好品によって口臭が強くなることもあります。原因となるものは、次の通りです。

• 食事由来：にんにく、ねぎ、にら、納豆、キムチ、らっきょう、たくあん、香辛料
• 薬由来：ビタミンB1、鎮痛薬や抗てんかん薬などの医薬品
• 嗜好品由来：タバコ、アルコール

口臭治療の流れ

診察や検査を通して、口臭の原因を明らかにしながら、根本的な改善を目指します。当院での口臭治療の流れは次のとおりです。

口臭予防のポイント

自宅でもできる口臭ケアのポイントについて解説します。

口臭の原因の多くは、口の中のトラブルにあり、歯科で原因を特定することで口臭は改善する可能性があります。
口臭は体のトラブルのサインでもあり、歯周病やむし歯などの病気が進行する可能性があるため、気づいたら歯科医院の受診をおすすめします。

また、自分だけが口臭を気にしているだけで、実は臭っていないこともあるため、口臭検査で数値化してすっきりしませんか。当院では、口臭が気になる方やお悩みの方向けのケア用品も豊富に揃えています。自信を持てる口元を目指して、ぜひお気軽にご相談ください。