歯ぎしり/食いしばり|渋谷駅から徒歩1分の歯医者│渋谷おおの歯科・矯正歯科

〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-18-8 大野ビル4階

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歯ぎしり/食いしばり

歯ぎしり/食いしばり|渋谷駅から徒歩1分の歯医者│渋谷おおの歯科・矯正歯科

当院の歯ぎしり・食いしばり治療の特徴

歯ぎしりしている女性
  • 専門的な診断と丁寧なカウンセリング
    睡眠中の歯ぎしり、日中の食いしばりなど、生活習慣を丁寧にヒアリングします。必要に応じてかみ合わせ、顎関節の精密検査もおこないます。
  • 症状に合わせたオーダーメイドのマウスピース製作
    保険適用のナイトガードから自由診療の薄型で快適なタイプのものまで、ライフスタイルや症状に合った装置を提案します。
  • ボトックス治療にも対応(自由診療)
    咬筋の過緊張による食いしばりには、咬筋ボトックス注射も選択肢に。美容目的ではなく、医療目的として歯科で施術可能です。
  • 明確な費用説明と保険適用対応
    初回カウンセリングで費用の目安を提示して、保険適用と自由診療の違いも丁寧にご説明します。
  • 顎関節症や肩こり・頭痛の予防にも配慮
    歯ぎしりは歯の摩耗だけでなく、顎関節・首肩・頭部の不調にもつながるため、全身のバランスを意識した対応を行います。

噛み合わせ治療とは

噛み合わせが悪いと非常に多くの不調を引き起こします。原因不明の慢性的な肩こりや腰痛、手足の痺れやめまいなど様々な症状があげられます。実はこのような症状と噛み合わせはとても関係性が高いと言われております。すべての歯科治療の基礎は、噛み合わせにあると考えています。
当院では全身を考えた総合的な歯科治療を行なっております。

噛み合わせが悪いと起こりうる症状

  • 顎関節症
  • 慢性的な肩こり
  • 自律神経の不調
  • 腰痛
  • 手足のしびれ
  • めまい

歯ぎしり・食いしばり

朝起きると、顎が疲れた、だるい、頬や肩が凝っている、頭痛がある、歯がしみるなどの症状があった経験はありませんか?それは夜、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているのが原因かもしれません。就寝時だけでなく日中、無意識に歯を食いしばっていたりすることもあります。歯ぎしりや食いしばりが原因でお口や体の健康に影響を及ぼしていることがあります。

歯ぎしりと食いしばりの違い

歯ぎしり(グライディング)

上下の歯を側方にギリギリと擦り合わせるタイプのもので、睡眠中に生じるもの。
ひどい人では歯がすり減ってしまっていて、歯の表面のエナメル質が削れてしまい象牙質が露出してしまい歯がしみてしまう場合もあります。

食いしばり(クレンチング)

上下の歯を強く噛み締めるのみで音がしないもの。歯ぎしりとは違って音がしないので気づきにくく、睡眠中だけでなく日中も無意識に行っていることが多いタイプ。
お口の中に骨隆起と呼ばれる骨が膨らんでできたコブのようなものがあったりします。また、歯が割れたり、折れてしまうこともあります。

歯ぎしりと食いしばりの原因

咬筋の異常緊張が引き起こされる原因について

咬筋の異常緊張は、顎に強い負荷をかけることで発生します。その原因は一つではなく、大きく「物理的要因」と「精神的要因」の二つに分けることができます。

物理的要因:噛み合わせの不良

噛み合わせが低すぎたり、高すぎたりする部分があると、十分に噛むことができません。このため、脳は噛む力をさらに強めようとします。その結果、歯ぎしりや食いしばりの力が増していくと考えられています。

精神的要因:ストレス

歯ぎしりの主な原因として、ストレスや精神的な緊張が挙げられます。ストレスによって無意識に歯を食いしばったり歯ぎしりをする習慣が続くと、顎の筋肉が緊張し、歯ぎしりが断続的に発生するようになります。脳がストレスを解消しようとし、これを歯ぎしりや食いしばりという形で表現しているのです。

ストレスの種類とその影響

ストレスには「精神的ストレス」と「肉体的ストレス」の2種類があり、どちらも咬筋の緊張に影響を与える可能性があります。

精神的ストレス

現代社会では、人間関係や仕事上のトラブルなど、避けられない問題に直面している方が多く見られます。適度なストレスは必要な場合もありますが、過剰になると問題を引き起こします。

肉体的ストレス

肉体的ストレスには、過労、栄養不足、睡眠不足などがあります。特に気づきにくいのが栄養不足です。過労や睡眠不足は比較的自覚しやすい一方で、栄養不足は身体からの明確な信号が出にくいため、見逃されがちです。

人体は約60兆個の細胞で構成されていますが、これらの細胞が適切に栄養を受け取らないと、栄養不足によるストレスが発生します。このようなストレスが蓄積されると、無意識のうちに顎の筋肉が緊張する原因となる場合があります。

歯ぎしりと食いしばりをする方に見られる症状

頬の粘膜に咬んだ痕がある

食いしばりにより常に頬や舌が歯に押し付けられることで出来てしまいます。

歯のすり減り・破折線

歯ぎしりや食いしばりにより歯の表面のエナメル質が削れてしまい平らになります。また過度な力が歯に加わると破折する事もあります。

知覚過敏

歯ぎしりや食いしばりにより歯がすり減ったり歯の根元が欠けたりして歯のしみる部分が露出してしまいます。

下顎の内側に丸く出っぱった硬い隆起がある

歯ぎしりや食いしばりによる歯のダメージを軽減するために顎の骨が歯を守るために負担のかかる歯の周りの骨を発達させて隆起上の骨を作る現象です。

歯の根元が削れている

歯ぎしりや食いしばりにより歯の根元が削れる現象でくさび上欠損と言います。

詰め物がよく取れたり、割れたりする

歯ぎしりや食いしばりにより歯に過度の力が加わることにより、詰め物が取れたり、歯が割れたりすることがあります。

慢性的な肩こりや頭痛がある

噛む筋肉は、肩の筋肉や頭の横の筋肉と連動していますので、歯ぎしりや食いしばりにより、肩こりや頭痛が起こることもあります。

治療の流れ

1

問診

食生活や生活習慣、くいしばりの気になるタイミングなどを確認します。

2

口腔内および口腔外の検査

歯の状態や虫歯・歯周病の有無、顎関節の診査、噛み合わせのチェックをします。

3

専用機器での測定

筋力測定器を使って、その原因や強さを数値化します。

4

治療

測定結果や症状に沿って治療を施します。
その後歯石除去、歯周病治療、舌のクリーニング、生活習慣改善のアドバイスを行います。

5

継続的なケア

定期的なクリーニングや筋力再測定で、食いしばりや顎関節異常の改善を確認します。

歯ぎしり・食いしばりについてよくある質問

歯ぎしりをしないようにすることは可能ですか?

ストレスの緩和やかみ合わせのバランスが改善されれば歯ぎしりをしなくなることもあります。

食いしばりによる歯の痛みに対して市販の痛み止めは効果ありますか?

歯の痛みに対しては市販の痛み止めでも効果はありますが、食いしばりにより歯が折れてしまった、割れてしまった場合痛み止めでも聞かない場合があります。早めの受診をお願いいたします。

歯ぎしりはどうやって気づけばいいですか?

多くの方が自覚なく歯ぎしりをしていますが、以下のようなサインがある場合は注意が必要です。

  • 朝起きると顎がつかれている、だるい
  • 歯がすり減っている、ヒビがはいっている
  • 詰め物、かぶせ物がよく外れる
  • 家族やパートナーに歯ぎしりしていると言われる
  • 肩こり、頭痛が慢性的にある
  • 舌や頬の内側に歯の跡がついている
  • 顎がカクカクして開けにくい

これらの症状の心当たりがある方は、一度ご相談ください。

歯ぎしりが子どもにもありますが放置して大丈夫ですか?

お子さまの歯ぎしりは成長過程の一時的なものであることが多く、ほとんどは自然におさまります。特に乳歯列の時期は、かみ合わせを調整するために歯ぎしりをすることがあります。

ただ、次のような場合は注意が必要です。

  • 歯が極端にすり減っている
  • 顎を痛がる、開きづらい
  • 永久歯が生えてきても歯ぎしりが続いている
  • 日中も食いしばっている様子がある

これらが見られる場合は、嚙み合わせや顎の発育に影響することもあるため、歯科でのチェックをおすすめします。

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